先日の6月11日。
関東地方が梅雨入りして最初の日曜日。
妻と娘たちは部活の試合のため、
朝7時過ぎに出かけていった。
私と末っ子の龍太郎はマリオカートで勝負をしていたが、
私はゲームが得意ではない。
小賢しく罠を仕掛けてくる子供に腹を立てつつも、
窓の外を見ると朝から降り続いていた雨が止んでいた。
天気予報では午後から曇りとなっている。
それなら2人で出かけてみるか!と思ったが吉日。
バババッとレジャーシートと着替えとタオルを入れて、
「行くぞ!」とアンデルセン公園へ行ってみた。
私の予想通り、朝から雨だとガラガラであった!
普段は激混みの大滑り台も、
アスレチックスもガラガラ。
そしてボートが貸し切り状態。
そんな2人で過ごす時間だが、
何かをやりながら交わす会話はとても新鮮だ。
普段は姉妹に囲まれていて、
何かとお世話をしてもらっている感じだが、
私はほとんど手伝わない。
だから素の息子になるわけだ。
彼が何が嫌いで何が好きなのか。
障害に対してどうするのか。
諦めるのか、チャレンジするのか。その時に何を考えているのか。
そんな普段は見れない光景を、ちょっと俯瞰して見れる。
息子とは友達でもないし後輩でもない。
血の繋がりがある別人格の「男」という生き物だ。
なんだろう。父と息子というのは不思議な関係だ。
こうやって2人で向き合うのって良いものである。
彼には自分の未来は自分の力で切り拓いていける、
そんな強くて優しい男になってほしいと思う。
また機会を作って2人で遠出をしてみたい。