真夏のような気温の中、
妻と原山さんと一緒に我孫子市にある日本語学校へ行ってきた。
というのも以前に支援客からの相談があり、
「日本語学校の寮を管理してもらえない?」と言われ、
数ヶ月前から手探りで始めたのだが、
やってみると、まぁ想定外の色々なことが起きる。
そのたびに「これはどうしよう、あれはどうしよう」と
試行錯誤しながらやってきていた。
この辺で一旦業務について、
しっかりと打ち合わせが必要だと思い、
本日朝から伺ったのである。
整理整頓をすると、
日本語学校へ通う生徒というのは、
まだ日本に来てまもない人たちである。
日本語の読み書きはもちろん、
話すこともままならない。
それ以上に我が国の進みすぎたゴミの分別方法や、
隣人など人を思いやる気持ちという、
みんなが安心して暮らすための知恵というのか、
公共財の考え方についてなど、
細かいソフト面のところまで、
学校で説明してもらう必要が出てきたのである。
我が社は数年前から始めた民泊運営をしてきた経験もあり、
外国人への対応力は持っている方である。
しかし旅行者と学生は根本的に違っていて、
泊まるのと暮らすのでは、
時間の長さが全く異なるわけだ。
そんなギチギチした心のメンテナンスほど、
時間と手間がかかるもの。
大手は絶対にやらないし、やれないものといえる。
今後もこのようなきめ細かなサポートをすることで、
戦わずに勝てる分野として育っていくだろう。
これからもこういう打ち合わせの時間を
大切にしていこうと思う。